2017-05-18 第193回国会 参議院 国土交通委員会 第15号
カタログの表示燃費は一定の試験条件で算定をしておりますので、いわゆる実走行での燃費との乖離が生じることはある程度避けられないと考えているところでございます。ただ、その乖離が最大四割程度にも達するのではないかと、こういった指摘もあるところでございまして、自動車ユーザーに適切に燃費の情報を提供するために、このカタログの表示燃費をなるべく実走行に近いものとする必要があると認識しております。
カタログの表示燃費は一定の試験条件で算定をしておりますので、いわゆる実走行での燃費との乖離が生じることはある程度避けられないと考えているところでございます。ただ、その乖離が最大四割程度にも達するのではないかと、こういった指摘もあるところでございまして、自動車ユーザーに適切に燃費の情報を提供するために、このカタログの表示燃費をなるべく実走行に近いものとする必要があると認識しております。
さらには、自動車ユーザーに適切に情報を提供する観点からも、カタログの表示燃費をできるだけ実走行に近いものとすることの重要性は非常に大きいと考えているところでございます。 この乖離につきましては、具体的に分析しますと、渋滞などの道路状況、急加速などの走行方法、あるいは気温その他の使用環境、さらにはエアコンその他の電装品の影響、こういったものが原因で生じるものと考えております。
ただ、委員御指摘のとおり、実際の走行では、気象、路面勾配あるいは車両重量などの走行条件の違いに加えて、例えば、エアコンなどを使うか使わないか、こういったことによって表示燃費を下回る、そういった御指摘も多々あるところでございます。